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教える仕事に就く人向け!セミナー開催ガイド:『セミナー講師の教科書』【第29号】

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こんにちは、週刊ブックレター編集部です。

コーチ、士業、カウンセラー、コンサルタント、営業といった方々が、
セミナーを開催したいとなったときにもつ疑問に、何から何まで答えてくれる…。
そんな充実した本をこれからご紹介いたします。

本書のテーマは、冒頭にも書かれているように、
セミナー講師として、1年目から結果を出し、10年稼ぎ続ける」こと。

自分の頭の中の知識だけで商売をはじめられ、
在庫を抱える必要がない、というメリットがあるため、
気軽に「講師になって稼ぎたい」という方もいるかもしれません。

・自分は何かをわかりやすく教えたり、人前で喋ったりするのが得意だ
・他人が「知りたい」と思う、専門知識をもっている
・ビジネスにおいて、立派な肩書や成し遂げた実績がある

という方は、景気の良くスタートダッシュを決められそうです。

ひとえに「セミナー講師をはじめる」とはいえ、
その立ち上げ実務は多岐にわたるでしょうが、
本書は「セミナー講師」として、ゼロから活躍できるようになるまでの
一連の業務知識・ノウハウをステップバイステップで解説しています。

・セミナーテーマの見つけ方
・受講生を成功に導くシナリオの作り方
・人を動かす話し方
・パーソナルブランド構築法
・セミナーを自主開催するための集客・運営法
・稼ぎ続けるためのビジネスモデル

さて、本書が特に面白いのは、
他の書籍でもありがちな「話し方」や「セルフブランディング」に加えて、
「細かい運営・集客方法」や「8つのビジネスモデル」といった
真似して実践できる情報が網羅されている点です。

告知ページに必ず掲載しなければならないのは、以下の10の情報です。

①セミナータイトル、②セミナー概要、③対象となる参加者、
④受講後の効果、⑤カリキュラムの内容、⑥受講生の声、
⑦講師プロフィール、⑧プロフィール写真、⑨主催者の思い、
⑩開催情報(p.201)

上記の10のリストを自分の状況と照らし合わせ、書き下ろしていくだけで、
集客のランディングページが作れるようになります。

これからセミナービジネスを始めようという読者にとって、
当然、敷居が高いのが「集客」の問題です。
何からはじめてどのように集客をしたらいいのかわかりません。
著者は以下の8つの方法を紹介しています。

情報発信ツールを使いこなす

1 メール
2 フェイスブック
3 ブログ
4 メールマガジン
5 ユーチューブ動画配信
6 PPC広告
7 セミナーチラシ
8 口コミを仕掛ける

(p.216~226より一部抜粋)

これまでインターネットで情報発信をしてきたり、
Facebookで地道に人脈を集めてきた方であれば、
1~5のような方法はさして苦ではないでしょう。

しかし、はじめてインターネットで投稿・集客をする
というような方にとっては6や7が現実的に思えます。

商工会議所で張り紙をして集めるという時代でもないでしょうから、
インターネットはいずれかの方法で活用していきたいものです。

また、個人で行う商売の”キモ”となる「リスト」ですが、
著者は具体的な集め方を提案してくれています。

リストの効果的な集め方

1 友人知人、既存客をリスト化する
2 過去にいただいた名刺をリスト化する
3 ホームページに登録フォームを作る
4 セミナーに参加してくれた人をリスト化する
5 魅力的なイベントを開催し、リストを集める

(p.227~234より一部抜粋)

セミナービジネスの場合、いわゆる「LTV:Life Time Value
(どれだけリピートを増やし、一人当たりがくれる総額を上げるか)
が重要になりますから、こちらの5か条は商売の生命線かもしれません。

本書では、ライバルの多いセミナー講師のビジネスにおいて、
10年間稼ぎ続けるモデルとして、8つを提案しており、その内容も必見です。

1 コンサルタントモデル(p.252)

特に悩みの深いお客さんに、個別サポートを提供し、
より単価の高い商品を売ることで、売上を上げるものです。

2 講師エージェントモデル(p.255)

「講師エージェント」と呼ばれるサービスに登録すると、
営業・集客や宿泊先の手配や電車チケットの予約まで代行してもらえます。
それを利用することで、自分は教えることに専念できます。

3 顧客プロデュースモデル(p.258)

例えば、税理士が起業について教えた後、顧問契約を結ぶ、
といったように、顧客の成功にまでコミットするモデルです。

4 ジョイントベンチャーモデル(p.261)

他の講師などと提携し、一緒にセミナーを開催することです。
著者は教える内容をもっている「コンテンツホルダー」、
リストなどの集客力をもっている「マーケットホルダー」と分類しています。

またこの場合、取り分をどう設計するかは交渉が必要かもしれません。

5 コミュニティーモデル(p.265)

受講生が参加し、主体的に活躍できる場(勉強会など)を設けることで、
セミナーをコミュニティーへと昇格させるモデルです。

6 オーディオ教材モデル(p.268)

CD音声やDVDなどを販売します。
著者が「自分で営業しなくても、DVDが代わりに営業してくれた」
と書いているように、販売後は自分の労働が必要ない点が大きなメリットでしょう。

7 ロイヤリティーモデル(p.272)

自分のセミナーを他の人にも教えられるように、
カリキュラムとし、その利用料を取るモデルです。
こうすることで、自分が稼働しなくても、利益が出るようになり、
年商や体力の限界を超えることができます。

8 勉強会主催者モデル(p.275)

自分が講師になるのではなく、場を作り、外部講師を呼ぶ方法です。
本業がある方も気軽にはじめられ、気になる先生の話や、
参加者同士で新たな出会いがある点も魅力です。

以上のように、一部を抜粋しただけでも、
大変価値のある情報であることがわかります。

これからセミナー講師になろうという方は、
10年本棚に置いて、困ったときに参照できる良書だと言えます。

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